坂口安吾生誕百年祭&漫画化情報

 坂口安吾デジタルミュージアムhttp://www.ango-museum.jp)で「坂口安吾生誕百年祭」関連イベントが多数紹介されている。盛りだくさんの内容でとても楽しみだ。さて、どれに参加しようかな?
 あと、本館の方の掲示板に安吾作品の漫画化情報をいただきましたので、こちらでも紹介します。2006年10月5日刊行予定とのこと。面白いのかどうか私も不安だが、なにはともあれこれは読まねば!

今度、「桜の森の満開の下」「夜長姫と耳男」が凜野ミキさんという漫画家の方に漫画化されるようです。
http://www.ichiyusha.co.jp/
原作のイメージが変わってしまいそうで読むのが不安ですが、興味はあります。

 ところで、遅ればせながら『坂口安吾 百歳の異端児』(出口裕弘、新潮社)を読んだ。「恋をしに行く」の評価が高いのは同感。「(続)戦争と一人の女」や「風と光と二十の私と」など、この頃のものはほんとうに充実していていい作品が多い。

一友社名作劇場1 桜の森の満開の下/夜長姫と耳男 坂口安吾 百歳の異端児 戦後短篇小説再発見2 性の根源へ (講談社文芸文庫) 風と光と二十の私と (講談社文芸文庫)