2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

木口木版

3年ほど前から探し続けていた本『木口木版伝来と余談』(馬渕録太郎、ギャラリー吾八)をやっと入手し一気に読んだ。著者の手になる木口木版画2葉入りの豪華私家版だ。最初、活字の「し」が左にズレているのがすごく気になったが、内容が面白いのでズレは次…

王道の「茶の本」

「王道の「僧侶」はいずこ?」、「王道の「僧侶」その後の展開」ときて、結局「茶の本」(岡倉覚三、岩波文庫)に変更してたんだけど、安吾忌の日も神田で何冊か「茶の本」を見つけて買った。現時点で14冊になった。 最新版(105刷)の奥付では、これまでに2…

安吾忌2008

今年も安吾忌に行ってきた。会場は神田の如水会館(安吾忌の詳細については坂口安吾デジタルミュージアムかさいとうさんのブログで)。 今年の安吾忌はなんといっても風博士の杉山拓氏の演奏。数年前に本館の方のリンク許諾願い等でメールをやりとりしたこと…

今日はお燈祭

今日はお燈祭の日だ。お燈祭(おとうまつり)は和歌山の新宮市で開かれる祭りで、1メートルぐらいの大きい松明に火を点けて山を駆け下りる、という至ってシンプルな祭りだ(詳細は旅志貫徹《お燈祭が近づいた、ヤアヤアヤア》をどうぞ)。私は新宮に高校3年…