2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

王道の「僧侶」はいずこ?

『食うものは食われる夜』(蜂飼耳、思潮社)と『孔雀の羽の目がみてる』(蜂飼耳、白水社)を読み終えた。前者は詩集、後者はエッセイ集だった。詩人の書いた文章ってやっぱりいい。とっくに使い古されたはずの言葉が新鮮に感じられる。そんな言葉に出会う…

不覚

先日、久しぶりに千駄木の往来堂書店に立ち寄った。ここに寄ると、他のお店で何度も見かけた本であっても、つい衝動買いしてしまう。今回も3冊、『ひとりという幸福』(坂口三千代、メタローグ)、『食うものは食われる夜』(蜂飼耳、思潮社)、『孔雀の羽の…