漱石に変更するかな

 王道の『僧侶』を探しはじめて早5週間。見つからない。寄せ集めのアンソロジーとかならあるんだけど、どれもキツキツの二段組ばっかりだ。できれば新本で、ゆったり贅沢に組んだオフの『僧侶』はこの世に存在しないのだろうか。そういえば、“時代を超えコンスタントに再版される本”という理由で、『漱石全集』(岩波書店)の第一巻だけを集めて見比べている人もいるそうだ。やっぱり漱石あたりが無難なのかな。でも、できればお気に入りの詩で比べてみたい。どうしたものか、もう少し『僧侶』で探すことにする。