世界卓球2009

 卓球の世界選手権が横浜で開かれている。日本人選手もけっこう活躍しているので、毎日のように見てしまう。今日の男子シングルス4回戦、松平健太選手と北京五輪金メダリストの馬琳選手の試合は、もう少しで大金星だったのに、惜しい!
 あと残っている日本選手は、シングルが吉田、石川、あと男女のダブルスか。吉田海偉選手のドライブ、強烈だな。見ていて気持ちいい。久しぶりに卓球をやりたくなってきた。
 私も大昔卓球部だったんだけど、当時とはかなりルールが変わったみたいだ。1ゲームが21点から11点になったので、ストレート勝ちが少なくなって、大物食いが増えたような気がする。21点あると、「前半リードしてもやっぱり最後は実力通り」という展開が多かったし。
 高校時代は学校の部活が終わってから、近所の体育館を回って毎日夜9時まで練習していた。卓球部に入るときには、「遠征の前のひと月は毎日9時まで、それ以外は早く終わる」と聞いていたんだけど、入部してみると毎月のように遠征があるんだもんな〜。当時は「騙された!」と思ったけど、いま考えると楽しい日々だった。常に足の裏4ヵ所にマメがあって、潰れても潰れても新たにマメができるというくらいハードな練習だったけど、充実していたな。スウェーデンのワルドナーが大好きだった。でも、どんくさいのでワルドナーには似ても似つかない、ひたすらドライブで押しまくる卓球をしていた。
 懐かしくなって高校時代に使っていたラケットを取り出してみると、メーカーのタグが半分朽ち果てていてちゃんと読めない。たしか試合に出るためには、メーカー名の入ったタグと卓球協会公認の焼印がないといけなかったはず。今でもそうなんだろうか? だとしたら、もうこのラケットで試合には出られないな。新しいラケットが欲しくなってきた。といっても、試合に出る予定など全くないが。

ダーカーでコニック

 昔使っていたのと同じラケットが欲しくて、いろいろ検索したんだけど、もう同じのはないみたいだ。
 ダーカー(DARKER)というマイナーなメーカーで、ホームページすらないみたい。でもメーカー自体はまだ存続しているようだ。ダーカー研究所という「卓球メーカー「darker」をこよなく愛するブログ」を見つけた。ペンホルダーの檜単版ラケットで有名なのだそうだ。知らなかった。
 私のラケットはシェークで、「スピード25」という名前だったように記憶していたんだけど、これはペンしかないみたい。おかしいな。まあ買ったのが22年前だから、とっくに廃番になったのかも。5枚合板(たしか檜)で、グリップは端に向かって真っ直ぐ広がっているコニックというタイプ。初めてこれを握ったとき、楕円ではなくて少し角張ったグリップがとてもしっくりきて、ノーコンだったドライブが少しだけ安定した。お気に入りのラケットだったんだけど、もうダーカーではコニックというグリップ自体製造していないみたい。残念。メーカータグだけ付け替えてもらえないかな?

☆ワルドナーベストプレー